未来のために伝えたいこと。

コラム

現場の声届けます!
走る施設長、現場発信!かくた充由です。
 
今、私は来たるべく夏の参議院選挙に向けて現参議院議員「そのだ修光氏」を応援しています。
なぜならば、そのだ修光氏は現在の介護・福祉業界における「唯一の介護の声の代弁者であり、また自身も介護施設を運営する「現場のひと」だからです。
たびたび触れている新型コロナウイルスも一向に落ち着く気配はなく、恐らく今後も変異を繰り返し波はとめどなく襲ってくるものと予想しています。
 
この感染症の難局を「介護現場の立場」で意見できる人は残念ながら現在は、そのだ修光氏しかいません。
 
当初は、医療従事者しか対象でなかった国からの慰労金が、介護従事者にも5万円支給されるようになったのは、そのだ修光氏が国に提言したからです。
 
そして令和3年度の介護報酬改定では、私たちへの報酬改定をプラスにしてもらいました。
これによって私たちスタッフの給与は守られていますし、このプラス改定の裏舞台は、想像を絶する財務省のマイナス改定への圧力がありました。
それを覆したのが参議院議員そのだ修光氏の離れ業だったのです。

この夏の参議院選挙で、そのだ修光氏が万が一国会から外れてしまった場合、次回の「令和6年の報酬改定」は、国の意のままにされてしまうでしょう。
仮に、そうなってしまっては、私たち施設長、介護従事者はどんなに現場で頑張って声を上げようとも、時は既に遅し、もうどうすることもできないでしょう。
 
私は栃木県のそのだ修光氏の応援団として現在夏に向けて活動を続けていますが、不安に思うのはこれらの背景や、そのだ修光氏の影響力を、全国の介護従事者、福祉従事者はどれだけ理解してくれているのかということです。
 
「そのための現在の活動だろう」と言ってしまえばそれまでなのですが、電波を発信しても受信をしてくれないと情報が受け取れない様に、受け取り側の関心が無くては電波は垂れ流し状態になってしまいます。ですから、是非このコラムを読んでくださっている介護、福祉従事者の方がいたならば、今更ながらですが、この「SOS」を受け取って頂きたいと思いますし、その「受信を広めて欲しい」と願うのです。

政治は、「今を守ります」が、同時に「未来をつくり」ます。
 
これからの日本の社会のなかで人口減少、超少子高齢化は避けて通れません。
人口が減れば税収が落ちます。このペースで高齢化が進めば社会保障費は年々莫大な財政支出となり収支のバランスが傾いてくることは明白です。
国のその財政事情はわかります。
しかし、国会議員の数であったり、既得権益のみで守られた業界からはとれるべき徴収が少なく、私たちこれから是非にも必要となる費用やサービス単価が削られ、結局そのしわ寄せは私たち日々サービスを行っている「ご高齢者、利用者さまに向く」のはどうにも納得がいきません。

今後、介護報酬のマイナス改定などで、今働いている現場スタッフを給与面でも守る事が出来なければ、さらなる離職、募集をしてもさらに「応募が来ない」時代がやってくると想像します。
これは「もしかしたら」ではなく、これはとてもリアルな現実です。


「介護従事者の人材不足」に、特効薬はありません。
 
政治、介護現場、教育、メディア、さまざまな方向から、さまざなアプローチが時間をかけて包括的にやることでようやく人材確保というのは進んでいくのです。
そのうち、今回一番大事な「唯一の政治のピース」を無くしては決して「介護の未来」の可能性そのものが奪われてしまう事は間違いありません。
 
最後に、私が3年前、自分自身の参議院選挙のときに全国を回った時、「今回の選挙は介護の大きな分岐点です」と高らかに申し上げ伝えてきました。
しかし、今回はまさに「介護の土壇場」です。
まったく状況が違います。
 
政治よりの話になってしまい申し訳ないのですが、7月までのあと残り期間、もう後悔の無い様にしっかりと声をあげていきたいと思っています。
今回は3年前の自身への反省の念を込めながらコラムを書かせて頂きました。
全国の利用者さまのため、スタッフのため、どうぞこのコラムを読んで下さっている皆様にもご支援をよろしくお願い致します。

WELFARE,NO LIFE!
 
★かくた充由は、福祉と介護の専門職を応援しています!⇒福祉と介護の専門職応援サイト福祉勉強会