明けましておめでとう御座います!

コラム

現場の声届けます!
走る施設長、現場発信!かくた充由です。
 
いよいよ2023年がスタートしました。
今年は兎年、何を隠そう、私は年男です。
実りある一年にすべく、例年以上に施設運営や子育て、私生活に精力的に取り組んで参りたいと思っています。
 
2023年はどんな年になるでしょうか、ここ数年は新型コロナウイルスの影響で私たちの生活や活動は停滞しました。
特に介護の仕事に従事している皆さんは昨年も大変な思いをした方もたくさんいらっしゃると思います。
ですが、そのなかでもイノベーションが生まれ、日本は成長しようとしています。
そして今年は、新型コロナウイルスが落ち着いてはいませんが、少しずつ人も経済も動き始めています。
 
この3年間、政府、厚生労働省は専門家による新型コロナウイルス対策に議論を尽くし、これを乗り切る政策、施策を実行してきました。
そのなかで私たちにとって「これは良かった!」と思えるものもある一方で「これは足りない」「後手にまわっている」と感じたものも沢山あったと思います。

最近は、この3年間で日本としても新型コロナウイルスの知見やデータもかなり蓄積してきたので、3年前の初めと比べれば打てる手段も増えてきたようにも思えます。
これはとても大切だと思えることで、私は、成功している、成長している人間にとってある一定の成功の法則があるとするならば、それは「試し続けること」だと思っています。
 
この「試し」も対策を打てるデータがあって手段を打てるものと、まったくない状態で手探りで考えるものとでは、試し方に雲泥の差が生じます。
 
そしてもうひとつ、この成功の法則を実現させるにはもうひとつ大切なものがあって、それは「試す」ために「行動をする」という事だと思います。
この「行動する」という事に対して、勇気をもって「よしやってみよう!」と思える人と、「それは慎重に」と、何かを理由になかなかその一歩が踏み出せない方もいることでしょう。

なかなか一歩が動けないのは、それは失敗を恐れるからでしょう。リスクがあるからでしょう。
もしくは自分が恥をかいてしまうからでしょう。
もちろんそれは私も同じです。例えば施設のなかで大きな方針や予算がかかることなど、そういった責任の大きいことは皆で話し合って決定せねばなりません。
しかし、この「試す」という行為は、私たちの個人の日常生活のなかにも毎日のように、もっと言えば瞬間的に数多く存在しています。例えば人間関係もそうです。
 
今までそこまで親しくなかったスタッフに、今日は一歩踏み出して聞けなかった事を相談してみよう、会議で遠慮して言えなかった事を発言してみよう、気になって今まで意見や注意ができなかったスタッフに間違っている事ははっきりと注意しよう。
もちろん私生活や家庭内でも、そんな行動が勇気をもって起こせるようになったら、間違いなくその人の一年は去年とは違った一年となることは間違いないと思います。

今年、私は昨年以上に、この「行動する意識」を一年を通じて持ち続けようと思います。
 
そしてこれを継続するために、私が考える大切なことがもうひとつあります。
 
それは自分にとっての本当のテーマなのですが、それは「心の波を常に一定に保つこと」です。
生まれ持ってパワフルな方はそのセンスでどんな場面でも、どんな瞬間でも120%の力を発揮することはできます。
 
しかし、大方の人間はそれを持ち続ける事は難しいでしょう。
「人は心が原動力だから」これは、有名な漫画、アニメ、鬼滅の刃の主人公である竈門炭次郎(かまどたんじろう)のセリフですが、心や精神を常に一定に保つという事は日常のなかで難しい事でもあります。
 
このコロナ渦のなかで、そのストレス解消法や自分自身のコントロール、方法は人それぞれですが、毎日チャレンジを繰り返し、行動していくために「もう一度自分自身を見つめなおす」そんな事が日々大切だと考えています。

最後に、今年の兎年について。

今年の兎年だけでなく十二支にはそれぞれ守護の仏様がついていて、今年の兎年の守り本尊は文殊菩薩です。
「三人寄れば文殊の知恵」とも言いますように、知恵や才能の神様でもあることから、誰でも困ったときには抱え込まず、自分ひとりで抱え込まずに誰かに相談する、一緒に考えるという事も今年を乗り切る大切なキーワードだと思います。

ともあれ、何より自身の健康が最優先ですから、年始も感染対策に留意し、今年も素晴らしい兎のように飛躍の年としましょう!
WELFARE,NO LIFE!
 
★かくた充由は、福祉と介護の専門職を応援しています!⇒福祉と介護の専門職応援サイト福祉勉強会